Python のバックアップソース(No.3) - GIS/RS ナレッジベース

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#contents
*Arcpyはじめのいっぽ [#o9e760e6]
こんなときにはArcpyを使って処理するとべんりです。
--バッチ処理をしたいとき
--GUIで処理しようとしたら意味不明なエラーが出てきたとき
--マシンのスペックが低くてGUIを起動するだけで精いっぱいなとき~
結構簡単なのでお試しください。
--python用のエディタを用意するとよいです(Pythonインストール時に付いてくるIDLEでもよいです)~
テキストエディタでもよいですがpython用のエディタはインデント(pythonでは重要です)や関数などをわかりやすく整理・表示することができます。~
**シンプルな処理をしてみる [#h35c4c01]
&color(red){'''# arcpyをインポートする'''};~
import arcpy~
&color(red){'''# 必要なエクステンションがあるかどうかをチェックする'''};~
&color(red){'''# spatial analyst = "spatial"'''};~
&color(red){'''# 3D analyst = "3D"'''};~
arcpy.CheckOutExtension("spatial")~
&color(red){'''# 入出力する変数を定義する'''};~
&color(red){'''# パスとファイル名はダブルコーテーションで囲う'''};~
&color(red){'''# パス区切りは\\で行う'''};~
hexagons_shp = "D:\\test\\hexagons.shp"~
dem50gsi_j2ku54_img = "D:\\test\\dem50gsi_j2ku54.img"~
output_table = "D:\\temp\\zst_slope_02.dbf"~
&color(red){'''# 処理コマンド中に上記変数を入力する'''};~
&color(red){'''# 上記の変数以外の設定値はダブルコーテーションで囲って指定する'''};~
&color(red){'''# どのような変数が必須かはHELPを参照する'''};~
arcpy.gp.ZonalStatisticsAsTable_sa(hexagons_shp, "Unique_ID", dem50gsi_j2ku54_img, output_table, "NODATA", "ALL")~
&color(red){'''# 処理が終了したらfinishという文字を表示させる'''};~
print "finish"~

**たくさんのファイルをあつめてマージしてみる [#nffd14a7]
-ワイルドカード(*)を用いて複数ファイルを指定して実行する手順~

&color(red){'''# globモジュールをインポートする'''};~
import glob~
&color(red){'''# arcpyをインポートする'''};~
import arcpy~
&color(red){'''# 出力ファイルのパスと名前を指定'''};~
outputdata = "C:\\temp\\ps_merge_all.shp"~
&color(red){'''# ワイルドカードを使用して入力データリストを指定'''};~
files = glob.glob('C:\\temp\\*.shp')~
&color(red){'''# Process: マージ （Merge）'''};~
arcpy.Merge_management(files, outputdata)~
&color(red){'''# 処理終了時にfinishと出力する'''};~
print = "finish"~


**バッチ処理をしてみる [#yc5cd52d]
-for文を使って複数ファイルに同じ処理を実施する~
&color(red){'''# arcpyをインポートする'''};~
import arcpy~
&color(red){'''# 入力および出力ファイルのディレクトリを指定'''};~
input_dir = "D:\\last_p"~
output_dir = "D:\\last_p_out"~
&color(red){'''# ワイルドカードを使用して入力データリストを指定'''};~
try:~
    for x in [111, 222]:~
        &color(red){'''#変数の宣言'''};~
        fc = input_dir + "\\13lf" + str(x) + "_l_org_h.txt"~
        fc2 = str(x) + "_la"~
        fc3 = output_dir + "\\13lf" + str(x) + "_p_j2kxy13.shp"~
        &color(red){'''# Process: XY イベント レイヤの作成（Make XY Event Layer）'''};~
        arcpy.MakeXYEventLayer_management(fc, "x", "y", fc2, "", "z")~
        &color(red){'''# Process: フィーチャのコピー（Copy Features）'''};~
        arcpy.CopyFeatures_management(fc2, fc3, "", "0", "0", "0")~
        &color(red){'''# 処理が1サイクル正常に終了したら出力ファイル名を表示させる'''};~
        print str(x) + "_p_j2kxy13.shp"~
&color(red){'''# どこかで処理が停止した場合 "error" と表示させる'''};~
except:~
    print "error"~     
&color(red){'''# すべての処理が正常に終了したら"finish"と表示させる'''};~
print "finish"~